有効空間®を利用した
アド・エコシェイド®,アートエコシェイド®の目的(製品)
ターポリン(対候性があり印刷性能が良いとされています)と基材を使用し、自動車(車
内は止めたら掲示板)、家屋、ビルなどの利用者にとって無意味なまた、害となる光を遮
断することにより、自動車、家屋、ビルなどの温度上昇を遅らせエネルギーの節約をする
と共に広告表示をして、その利用価値を飛躍的に高めることができます。
私たちが使うことのできる場所は屋外広告物法によって規制されています。個人所有の土
地建物に限らず、、自家用車においても自由に表示できません。内部からガラス越しに外
に向かって印刷物を表示することはできます。・・・そこを「有効空間」®と捉え標準文
字にて商標出願しました。今までに無かった使い方だと思います。(始めて10年になり
ますが広告目的に掲示されているものを一つも目にしたことがありません)
個人においては、節約の意識を高める(子供たちへの教育的効果は計り知れなのではない
でしょうか)と共に、ペットや旅の写真などを掲示しても楽しいものとなるのではないで
しょうか。
もうひとつ、現在の写真ブームを考えた時、その作品を展示する場所にアートエコシェ
イドを利用されたら如何なものでしょうか。爆発的なデジカメの普及に対し、展示場所、
機会は少ないですね。写真文化の一層の発展にも寄与したいものです。
成熟した社会を目指して
競争を基調としている現代の社会において、戦う基盤を持たない方々を弱者と定義した
時、どれだけの方が存在するのか分かりません。障害のある方、高齢者、更生を目指して
いる方等、その他様々な理由で平等な競争に参加できない方の数は多く、想像をできませ
ん。
それらの方々に対し、少しでも安心して暮らせるよう国、県、市等が支援しているのが
現状です。
将来、10年、100年あるいは500年後の社会に想いをめぐらした時、市民の理解の
もと行政が支えることは当然ながら、システムとして社会構造の有り方を変換する必要が
あるのではないでしょうか。それは国が弱者をまとめ弱者自身が社会に対し一定の力を持
ち(例えば、商品の購買行動を誘導するなど)単なる弱者ではない存在になっていること
ではないでしょうか。
私はこの度「アド・エコシェイド®」、「アートエコシェイド®」という文字の商標を
取得し商品化を検討しています。幸いなことに、2021年8月には商品化の途上におい
て、特許を取得することができました。節約・環境保全を目的にしたものですが、作る段
階で様々な方にアドバイスを頂きました。そんな中でたどり着いたのが以下の考え方で。
「競う」ということが社会の発展の基礎であるとされる現代において、どのように平等
を担保するか、とても大切なことだと思います。ものづくりに限っての話ですが、知的財
産を取得し商品化を考える段階でまず、弱者の作業所で出来ることはないのかを考え、不
可能なことをそれ以外のところでの作業とするような社会にしてしまうことです。開発者
への支援も必要かも知ませんが、何よりもこの方法が利益を上げる近道だという社会シス
テムの構築が大切です。多くの作業所が独特な知的財産の一部を生産し、その知的財産に
より守られている社会を目指すべきではないかということです。いずれ、昨年夏取得した
特許を使用した私の製品は、
ています。
行政が支えるのはこのシステムの安定した運用なのではないでしょうか。弱者といわれ
る方々が、知的財産権に関わるものの一部もしくはすべてを生産していることで、安定し
た生活をおくることができる社会が、成熟した社会と言えるのではないでしょうか。そこ
を目指してさらなる高水準の製品を目指したいものです。